みっちホーム

メーカーを決める

要求仕様書
をまとめることで、こちら側の機能に対する要望もかなり整理が出来ました。すこしずつですが形になってきたという気がしてきました。この形式で両者に提案を依頼しました。

三井ホームの設計力にプチ感動

提案してもらった間取りは大きく分けて2つのパターンに分かれました。SXLさんはこちらが提示した案では駐車が大変でスペースもぎりぎりでお勧めできないとのことでした。三井ホームさんは階段と玄関の扉の向きを変えれば真中玄関は実現できると提案してきました。これには目がうろこでした。そういえば今住んでいるアパートも玄関の扉と廊下はL字型になっています。つまり玄関扉を開けても中が見えない形なのです。おおおとプチ感動。
リビング階段についても直線型は上で滑ったら下まで落ちてしまうのでコの字型にしてほしいと指摘すると数日後に直した案を持ってきてくれました。気持ちはここでかなり三井ホームに傾きました。

SXLの営業さんの大攻勢

しかしここからSXLさんの大攻勢です。私がが好きなパインのカタログと見本を持ってきてリビングの腰板や書斎の木張りできます!と言ってきました。おおおおおお!この提示価格でおいらの理想がかなうならやっぱりSXLだ!と今度は一気に心が傾きます。せっかく要求仕様書を作っても結局のところこういうところで気持ちは動いてしまうのです(笑)おいおいってかんじですけどね。またタイミングの悪いことに三井ホームの営業さんはこのとき、夏休みで沖縄に旅行に行かれていたのです。ということはまったくこの1週間はSXLさんの攻撃期間だったわけです。三井ホームさんは防御すらできません。これは運命かなとも思ってしまいました。

しかし冷静になってみるとまず、SXLの提案してもらった外観が気になってきました。以前紹介してもらった物件でビビッとくるのが無かったことを思い出してしまいます。しかし営業さんがうまいんです、SXLさんは。熱意負けするってのはこういうことなのかなと自分とは違う営業スタイルに感心してしまいます。外観はカラー図で出ないの?と聞いてみましたが、残念ながらこれは契約してもらってからなんです、と申し訳なさそうな回答が帰ってきました。実は三井ホームさんからはカラーのA3の図面がすでに送られてきていたのです。これがまた凄く良くて嫁さんはもうハートを完全に撃ちぬかれてしまい「もう三井に決定(^^)!」と叫んでいたのです。あー!やっぱり女性はイメージに弱いなあと思いつつもなかなかよく出来てます。これだけで決めてもかわいそうだろうと聞いてみたのです。ところが、後日SXLさんの営業さんが「無理やり頼んでカラーの図面作ってもらいました!」と登場しました。さすがやるねえ〜。(ごめんね)

 ちなみに腰板とはこういうものです。
 (写真は永大産業さんから借用しました)









ほんまにパインが好きなのだろうかという疑問が。

三井ホーム
さんの場合は上記のパイン色はあまりイメージに合わないようです。営業さんに施工例ある?と聞いても無いとのことでした。ためしに三井さんで腰板をお願いするとどういうものになるのでしょうかとサンプルを見せてもらいましたが、上記の写真の例とは違うものでした。やっぱダメか、SXLで決まりかなと思いかけました。で、再び嫁さんに相談。

嫁さん曰く「パインはやっぱり好きじゃない」、「こういう色の家にすると家具を合わせないとダメ。」「我が家は濃い茶色が多い。アパートの内装に合わせて買ったわけではないのに食卓も食器棚もほぼ似たような濃い茶色を選定している。この色は飽きが来ない。飽きが来ないほうが絶対にいい」とのこと。うむ。たしかにそうだ。また迷う(爆)

三井で「木」を前面に押し出した商品はどれだろうと探して見るとオークリーというのがありました。ナチュラルな心地よさと本物の持つ重厚感。あ、これだ。想定している年齢層とはやや異なるが、このカタログを見るとすごく落ち着くのです。改めて三井の施工例の内装を見るとこれがまたイイのである。むむむ。大人ってかんじです。

 oakleyのカタログより借用

比較の対象が違うじゃん!と言われそうですが、憧れと生活をすることを区別することは大事だと思います。憧れでやってみたけどやっぱり気に入らなかったでは話になりません。腰板とパインをめぐってあれこれ考えてみるとやはり自分の好みは落ち着いた濃い目の茶色なのかなと分かりました。

設計力と個人情報

SXLさんは設計士さんを連れてアパートに来てくれました。三井ホームさんにしたのと同様にリビング階段をコの字型にしてほしいと話したところ、図面をにらめっこしてましたが、途中で設計士さんは手を止めてしまいました。案が浮かばなかったのでしょう。別に試したわけではないのですが、これは私と嫁には深く印象に残ってしまいました。

もうひとつ気になったのは営業さんが申し込み書の例を見せてくれた際、その申し込み書がお客様の名前が入った実物だったことです。え?個人名も住所もみんな入ってるじゃん!正直なところかなり驚きました。個人情報保護についていまほどうるさくなかった時期とはいえ、自分の情報もこんなふうに他人に晒されてしまうのかなとふと不安になったのです。

そして、決断の時を迎えました

見積もり金額はこの時点ではほぼ同等でした。三井ホームさんが若干高い程度でした。そこでRFPにまとめた項目に対して○×をつけて点数を配点し、評価をしてみることにしました。100点満点にし、重要なところに多くの点数を与えて集計してみました。その結果、三井のほうが点数が若干ですが上回ってました。散々悩みましたが、8月12日に両社に電話して伝えました。SXLの営業さんは納得できない様子で(そりゃ僕が営業でもそうです)何があかんかったのでしょうかといろいろ聞いてきました。マイナスと感じたことはあまり言わず、三井さんがよかったところだけをピックアップしてお伝えしました。

あれだけ悩んで決めたので、三井ホームさんにはすんなり御社に決めましたと伝えるのが悔しくて電話した際に「どちらにするか決めました」と切り出し、相手がどきどきしているのを感じとってから回答をしました。スミマセン。嫌な奴で。

そして8月15日。この日は日本では終戦記念日と呼ばれている日です。この日にメーカー選定戦争(?)を終えるべく、三井ホームの請負契約書にハンコを押しました。ミズリー号の上ではなく、わがボロアパートが調印会場でした。さあ、一歩前進です。


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