| ■みっちホーム | |
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| 間取りを考える | ||||
| 玄関は家の正面にあるべきである。 誰かの本でそんな下りを読んだ記憶があります。人の家に遊びに行ってもどこか玄関か分からない家というのは、人間でいうところの口がないような、なにか迷路のようなかんじがします。 ■東側に玄関を 入手した土地を見たとき、この土地の顔はどこだろなあーと考えてみました。あちこちに立って眺めてみたが、やはり東側が正面になるようです。あ、これはもう素人の勘ですよ。占いとかはしていないです。 東が正面である以上、東側に玄関を持ってきたくなります。設計上は南側に玄関を取るのが敷地の構成上、一番高低さも無く、楽なのですが、ここは道路に面していることもありちょっと嫌だなあと感じたので、直感を信じ南側の玄関はやめることにしました。 ■駐車場の位置から間取りを決めることに ところが、南側にはスペースがないために、東側にどうしても駐車場を作らなければならなくなりました。しかも当初縦に入れようとしていた駐車場所には電柱が立っているのです。掘り込み車庫を作る予算はありません(涙) となると、どうしても敷地を削って車を入れるスペースを確保しなければならない。この時点で、当初考えていた「なんとか車2台分のスペースを確保したい」という望みは消えました。 さて、今度は玄関の位置です。東側に設置するとは決めたものの、玄関を建物のどこに持ってくるか。端のほうか。それとも真中か。いろいろ図面を見せてもらったがやはりほとんどが右端に玄関があります。しかしここには電柱があり、入れないことはないが、なんだか出入りの邪魔のようなかんじがするのです。となると建物の真中に玄関を置くしかない。玄関を建物の真中に置くと今度は間取りとの戦いが待っているのです。特にリビング階段。この組み合わせと各部屋の間取りを組み合わせるのが難しいらしく、各社の設計士さんを悩ますことになってしまいました。さらに、我が家は土地が傾斜しているため家の部分の基礎は高基礎に構造上なっているのです。そのために家に入るには、高基礎分と地上の段差をクリアする階段が必要になります。ということで ・玄関を東に置き(こだわり) ・駐車場は東に設置し(制約条件) ・リビング階段を実現し(こだわり) ・庭スペースを確保する(こだわり) こだわりと選択肢のない制約条件のある中での解決をもとめられる課題となってしまったのです。 ■玄関扉を東南向きに ある社はまんなかに玄関を設けるのは無理ですとはっきり言ってきました。やっぱ無理かなと思っているところに、またまた三井ホームのK設計士さんが登場。「玄関は真中においても、玄関の向きを東南に向け、駐車場と平行にすれば実現可能と思うので、次回図面を引いてくる。」。これも目からうろこでした! そうか、たしかに玄関は家の真中にしてくれとお願いしたが、扉まで東に向けてくれとはお願いはしていないし、そういう案もあるんだなと思わず唸ってしまいました。しかも、家相のサイトで調べてみたら東南向きの玄関というのは実はいいらしい。(笑) 最終的にK設計士のいうとおり、上記の駐車スペースと建物の間にアプローチの階段を設けることができ、玄関扉は東南向きにすることでこのふたつの課題を解決することが出来ました。 |
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僕の実家は新興住宅地にある。スペースはいかようにでも取れたはずなのに車のスペースはなぜか1台分。モータリゼーションの発展を予想できなかったのだろうか???こんな家で暮らした僕は自分が家を建てるのなら絶対2台駐車できるようにしたいと思っていました。が、しかし今回購入した土地で、それを実現するのは不可能。掘り込み式にすれば可能だろうけど、予算なし。(涙) 結局前述したとおり、家の間取りを考える前にまずは車の駐車場を考えることから始めることになりました。 車の往来の激しいところに車庫は作りたくない、となると結局東側に置くしかありません。できれば敷地の中にいれるような形にしたいのだが、ちょうどいいな!と思っていた場所には、最悪なことに電柱が立っているのです。正確にいうと電柱を支える支柱が斜めに邪魔してるのです。勝手に切るわけにもいかないし、そうなると、家の前に車を横にでーんと置くしかないのです。なんか、格好悪いし、カーポートも作れないし、なんだかなと思ったが、こればかりはもはや仕方なし。車と間取りのどちらを優先するかと考えれば必然的に間取りを優先することになりました。 間取りを考える際にこれほど車の駐車場の検討が必要だとは思いもしなかったです。軽4に乗り換えるという手もあるだろうけど、いまの家族構成では無理でした。狭小地に建てるということは本当に大変だなと改めて実感した次第です。 駐車スペースって家の形も決めてしまうくらい重要な要素なんですね。 |
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新築マンションのモデルルームに行って「ああ、ここもか」とがっくりする間取りがあります。それはリビングの端にふすまで区切られた和室。この和室は正確にはただの畳の部屋。和室ではなくて、ただの畳の部屋です。空間の連続性を意識するとこういう間取りになるし、じじばばが居ないのなら、特に和室を設ける意味もない、あくまでジャパニーズテイストとしての伝統の名残の部屋なのです。これはちょっと寂しいと思います。 実は僕の実家には僕の部屋はありません。カギも有りません。しかも部屋は仏間でした。毎日、畳と線香の匂いをかいで育った僕としては和室は必須アイテムなのです。しかもできるだけきちんとした和室。となると、リビングと連続した和室はできるだけ避けたい。しかし、敷地は要求をすべて満たせるほど広くない(涙)当初、ハウスメーカーさんにもってきてもらった構成はすべて和室とリビング合体型でした。 しかし、一体型で、和室に人がいるときに本当にプライバシーが保てるのでしょうか。両親と住むことを考えると明らかに否です。両親は高齢だからおそらく夜の10時には寝ているでしょう。一体型の空間だと、ふすまのむこうはリビングですから起きている若い夫婦もそれを気遣わなくてはならないし、それではお互いストレスがたまってしまうのではないかと考えました。 検討の結果、空間としての連続性は魅力的であるが、生活を考えるとここは部屋と部屋をしっかり遮断するほうがよいと考えました。ずっと暮らすことを考えると広さよりも生活空間の確保が優先と考えたのです。 前述の玄関の位置とあわせて検討した結果、玄関を挟んで、和室とリビングを分けることにしました。ただし、リビングと和室の扉(すべて引き戸)を開けるとリビングから和室がつながって見えるようにしました。狭い空間を廊下を挟んでつなげることで、空間の連続を演出できるようにしたのです。 ![]() 和室から見たリビングです。リビングの扉と和室の扉を閉めれば完全に空間として独立できます。普段はいつも開けているので、坪数で見ると狭いのにとても広く感じることができるようになりました。 |
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導線という言葉は、自社の製品発表のイベント会場で説明員をしたときに初めて聞かされた言葉でした。ようは人が動いていく流れをしめすものです。会場の展示は人の導線を意識して造られていきます。おなじように住宅の設計においてもこの導線という言葉は頻繁に登場します。 特に主婦(主夫)の場合は、家事の導線が重要になってきます。ワーキングマザーである嫁さんとしては、短い時間を効率的に使うには、どのようにしたらよいのか?特にしんどさの大部分を占めるのは洗濯、これをなんとかしたい!と間取りと導線をあわせて考えていました。その答えは 「一直線」。 脱衣→風呂→洗濯→干す作業→回収する作業→たんすへ収納 という服を中心とした流れを考えてみます。これを間取り的にも一直線で出来るようにしてみました。
左の写真が洗面所+洗濯機置き場+脱衣所から見た台所。 右は台所側から見た風呂場。一直線なのがお分かり? もちろん風呂場の前の脱衣所には扉がついています。台所の奥は1階のテラスにつながっており、テラスの屋根につけた物干しに洗濯物を干すことが出来ます。着替えはこの途中にあるクローゼットの中に入っているのです。もともとの設計ではパントリーだったのですが、格好つけてられないよ!という理由でクローゼットに変身しました。これが最高! 帰宅するとまず、1階のクローゼットにスーツをかけ、そのまま一直線に歩いて汗ばんだ下着を洗濯機にほうりこみ、そのままこの廊下に戻って着替えをしてリビングに入ります。もしくはそのまま風呂に入ることもできます。ようするに2階に上がることもなく、ひとつの作業がスムーズに完結できるのです。洗濯導線は生活感のない、モデルルームでは絶対に気づかないポイントです。たまに家事をするときや、洗濯物干しを手伝うときに「この導線はいいな♪」と思います。 この一直線はお勧めですよ。 |
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この手の話にはあまり関心がないけど、特に両親世代は気にするのが家相ですね。昔の家の構造と、冷蔵庫などの設備がない時代の生活から生まれたあるべき形だと僕は考えています。だから、こちら向きは駄目、あれは駄目、これだけがいいというのは、幸せになりたいという人間の願望を利用して不安をあおっているだけにすぎないと思うんですね。 ネットで探してみるとたくさん出てくるけど、雑誌の占いのように「良いことしか読まない」的な見方をしたほうがいいと思います。これはあくまで個人的な考え方だけど。とりあえず、家の入り口である扉の位置は一応確かめました。東南でした。吉のようです。これでもう満足。(笑) 家族に家相マニア、占いマニアがいると結構こだわるようなので、こだわりが無理なく生かせるのであれば意見を反映させるのがいいかと思います。 |
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夫婦でアウトドアを楽しむ我々は荷物がとにかく多いです。登山用のザックやテント、ピッケルやアイゼン、登攀具の類、そして山岳スキー3本にブーツ。かさばるウェア。そして僕の膨大な山や、仕事関係の本、そして飛行機などの趣味の本。あきらかに他の家族よりも荷物が多いのです。 とにかく収納を多くして欲しい。 そこで設計士さんには階段裏のスペースはもちろん、屋根裏などありとあらゆるところに収納空間を設ける工夫をお願いしました。いくつかは設計さんからの提案、いくつかはこちらからの提案を混ぜての収納場所造りです。 最初に悩んだのは、車のスタッドレスタイヤの置き場所。家の中に収納し、冬にわざわざ取り出してくるのもしんどいです。なんとか外に置けないかなあと思っていました。前述の通り、車一台のスペースで限界で、外にイナバの物置小屋を置く余裕はまったくありません。困ったなあと思案しているとふと、ある考えがひらめきました。家の基礎部分の張り出し部分に収納を作れないだろうか?と。 設計士さんに聞いてみると、出来るとの回答。なんとなんと!これでタイヤや園芸用品の肥料や道具のスペースを確保することが出来ました。言ってみるものです。やはりこちらも熱心に考えて一緒に作るつもりでやらないと良い案はでてこないのだ、と改めて思いました。 |
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